フランス展示会 ご報告① 展示準備
ご無沙汰しております。
フランスから帰りまして半月が過ぎました。
帰ってきての日本の暑さに驚きながら、すでに仕事に入っています。
ということでご報告が遅くなりましたが、フランスでの展示について
少しずつご報告をしていこうと思います。
今回の展示は大阪工芸協会の馬渡先生と神戸酒心館の安福会長から
お声掛けいただきまして、日本の文化がフランスでどのように受け入れられるか、
また日本の工芸を手に触って、そして使っていただくというコンセプトのもと
大きな作品だけでなく、日常を彩る作品を持っていきました。
いつもの自分の作品は割と大きなものが多いため、
どのようなものがいいのか迷いました。
ただその分、あまり書かない漢詩などにも挑戦し、
今までのことを見直しながら勉強しました。
11月4日夕刻ににパリに到着。
その日はホテルへ入るだけで、次の日から展示準備が始まました。
会場はESMOD PARIS。ESMODはエスモードは170年前に
ナポレオン3世の宮廷服飾師・アレクシス・ラヴィーニュが
パリに創設された世界最古のファッション専門教育機関で世界15か国に開講しています。
その一室をお借りして展示をするため、ひたすらに準備(笑)
通訳の松田さんにお手伝いいただき、なんとか夜のパーティーまでに完成しました。
フランスは建物も100年以上のものがほとんどで内装も歴史を感じます。
ESMODもそのひとつとして、天井にはステンドグラス
入ってすぐの内装も年代物であるにもかかわらずモダンと
フランスの美意識の高さを象徴するような造りに感動しました。
馬渡先生の作品
石田満美先生の作品
ESMOD 入り口
ESMOD 天井のステンドグラス
ESMOD 内部
そのなかで日本の香りがする作品をどのように展示するかは
今後の課題となりましたが、それでも思いのほか融合していたようです。
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