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書道三昧 (日展・現代京都書作家展・筆墨精神)
私の叔母も書道の仕事をしています。
日展に入選したという連絡があり、先日、京都市美術館へ見に行ってきました。
叔母は古谷蒼韻先生に長年師事し、古典を研究、勉強してきました。
今回の作品は、2、6尺×6尺の大作で、迫力とともに修練の賜物だなと感じました。
素晴らしかったです。

それと同時期に大丸ミュージアムKYOTOで「現代京都書作家展」が開催されており
こちらにも作品を出展しているということで行きました。
作品は掛け軸で日展の作品とはまた違い、床の間に合う落ち着いたものでした。
どちらとも叔母のこれまでの鍛錬の結果だと思いますし、
先輩として尊敬しますね。
私は古典を勉強しながらも、それを生かして創作につなげていきたいと考えていますが
叔母の場合は、受け継いだ技術をそのまま後世に伝えていくことを目的としています。
目指す方向性は違いますが、到達するために努力することは同じように思いますし、
機を得た時に結果を出せる力を養うことが大切だと、叔母の作品を見て思いました。
そして夕方になり、帰るつもりがもう一件。
京都国立博物館で開催の「筆墨精神・中国書画の世界」を見に行きました。
こちらは王義之「集王書大唐三蔵聖教序」、「定武蘭亭序」の墨拓や、
董其昌の「七言絶句」、呉昌碩の「松竹梅図」など
中国の名立たる書画家の作品が展示されていましたが
静寂の中に佇む歴史を感じました。

いつもは仕事で「書」に関わっているので、書くことが中心ですが
こうして先人の「書」の中に身をおくのも必要ですね。
勉強させていただきました!
追記
お昼のお料理おいしかった~!
叔母様、ごちそうさまでした。

周之江 展 墨50年 上海編
前回、周先生の展覧会(北京編)をご紹介しましたが、
今回は上海図書館での展覧会のご報告です。
上海での展示会は北京よりも規模が大きく、
開場前から行列ができる人気ぶりです。
モニターには北京での展示会のニュース映像が映し出されていました。

北京同様、開会式のイベントがあり、皆様のご挨拶で始まります。


会場は北京より広く、大きな作品も60点近くあります。

入ってすぐに、畳一枚強の大きさの和紙数枚に書かれた草書があり、
迫力ある空間を作っていました。

書・画・篆刻、すべて展示され、どれも秀逸な作品です。




先生のおかげで門下生の作品も展示され、
恥ずかしながら私の作品も展示して頂きました。
(写真がないのです・・ごめんなさい)
先生は強行軍で少しお疲れでしたが、
一人で日本に留学して、書を伝えてこられたこともあり、
中国で大きな偉業を成し遂げられたことに安堵されていたようです。
私もいい先生の元で、書を学ばせて頂いてることを実感しましたし、
まだまだこれから勉強しないといけないんだなと、気持ちが引締まりました。
周之江先生、お疲れさまでした。
そして同行させていただき、ありがとうございました。
追記:他の中国の旅行記は、また時間をおいてご紹介できればと思います。
ひとまず北京での写真を一枚!
顔は笑ってますが、この日は強風に見舞われて、相当寒かったです・・。

周之江 展 墨50年 北京編
先日、私の師匠でもある、周之江先生の墨50周年を記念した展覧会が中国で開催され、
同行させて頂きました。
周先生は現在大阪に在住で、私も中国古典を教えていただいております。
展覧会は北京は榮寶斎美術館、上海は上海図書館にて開催され
中国のマスコミ、新聞社に大々的に取り上げられ大盛況でした。
今回は北京・榮寶斎での展覧会をご紹介します。
まず、榮寶斎の中庭(普段は入れないようです)で開会式が行われ、

中国の書画協会の先生、
日本からは唐招提寺第85代長老 松浦俊海先生、

ご友人代表で新田雅子さまのご挨拶があり、
最後に周先生が皆様にご挨拶をされました。

周先生

開会式 テープカット

会場には多くの方が詰めかけ、中国での関心の高さを感じました。

でもなにより、周先生の作品は素晴らしく、
先生の魂が込められた作品に、圧倒されました。
お稽古での先生はいつも気さくで楽しい方なので
こちらも気楽にお話していますが
こうして作品を拝見すると、さらに偉大さを感じますし
素晴らしい感性と技術を教えていただいているんだなと実感します。
作品「祥瑞圓」

書作品「雲遊」 (我が家にある掛け軸を元に作られた作品。光栄です!)

書作品「一塵不到處」

この後、上海図書館で展示がされましたが、そのご報告はまた後日に!
お楽しみに♪
異文化交流?お稽古??
先日、初めて海外の方に書道を教えました。
お知り合いのお宅にホームステイなさっているフランスの方で、
今回の来日の目的がなんと「書道を学ぶ」ということのようで・・。
日本では、子供たちも大人も書道離れで、
筆を持つ機会もめっきり少なくなりましたが
海外の方にはやはり人気があるんですね~。
実際に体験するとうれしいものです。
お話を頂いた際は、正直大丈夫なのかな~と不安に思いましたが
さすがに習いたいだけのことはある!!!
筆の持ち方、姿勢、筆運びにいたるまで、本当に綺麗な所作で感心しました。
それに真摯に書に向き合って書いていらっしゃったので
こちらもその熱意が伝わるというか、気づいたら前のめりでお稽古をしていました。
私はフランス語は全く喋れず、ご紹介くださったお友達に通訳を頼み、
私の片言英語とジェスチャーでしのげなくなると「ちょっとすみません」と呼びに行く・・
なんとも慌ただしいお稽古でしたが、楽しんでいただけようです。
今回こういう体験をさせていただいて、やっぱり日本の文化をもっと日本人自身が学んで
伝えていくという活動は大切だなと思います。
お互い、国の文化や考え方が違うわけで、それを理解するのは大変ですが
知ろうという気持ちと、伝えられるだけの知識が出会えば、
言葉が通じなくてもお互い理解しようとするんだなと感じました。
今週末に日本を発たれるそうですが、いい日本をいっぱい体感して帰っていただきたいと思います。
最後に、さとこさん、ご紹介いただいてありがとうございました!

奈良 秋篠の森 「なず菜」
先週、書のお仲間で奈良に行きました。
今回は、奈良にある「秋篠の森」での食事会です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
ホテルとレストラン、雑貨店などを運営していて、蓼科などにあるプチホテルを思わせます。
自然が多く、とても落ち着く空間です。

優しい日差しが差し込むセンスのいい店内で、
おしゃれな器でのランチでした。

やっぱり、せっかく美味しいものを頂くなら
落ち着いてゆっくりできる場所で、素敵な器で、
季節を感じるお料理をいただきたいですよね。
私は今回のようなレストランに伺うと
人をもてなす、喜んでもらうという事がどういうことかを
体感させてもらっている気がします。
一見、書とは関係ないように思いますが、
作品をみていただく者としては、
見せ方という点で勉強になります。
帰りは近くの秋篠寺へ散策に。
苔が綺麗に群生している静かな寺院でした。

秋の一日、たっぷり堪能させていただきました。
帯と屏風展 : 京都 織成館
芸術の秋、文化の秋。
この時期は色々なところで、展示会や個展を行っています。
私もお知り合いの個展に伺う事が多いのですが
今回は大変お世話になっている先生の展示会にお邪魔してきました。

場所は京都・上京にある織成館
京都の昔ながらの風情を残しつつ、内部は大正時代のようなレトロ空間で落ち着きます。


展示はそこの2階で行われていて
それぞれの分野でご活躍されている、デザイナーの先生による帯と屏風の展示されています。
帯は先生方がデザインした柄を織っているのですが、遠くから見ると描いているように見えるんですよ。
近づくと精密に織られていて・・・。
職人さんの技術に脱帽です!!


書以外の作品をみるのはとても刺激になりますし、新しい発見があって面白いです。
これからの時期、たくさんの芸術に触れて、また創作に活かせたらと思います。
最後に道すがら見つけた、京都らしいお宅を・・。

今の京都、いいですよ!
深雪アートフラワー合同展 行ってきました
先日お仕事させていただいた、深雪アートフラワー合同展へお邪魔してきました。
会場は大丸心斎橋店の北館(昔のそごう跡)14階のイベントホールで
それぞれのグループの生徒さんが「蘭」をテーマに、作品を展示販売されています。
入口には、ご案内状の背景としてデザインさせていただいた、
「蘭」の文字のウェルカムボードがお客様を出迎えていて、
正面にはハッと目を引くカトレア、シンビジウムといった、
蘭のアートフラワーがレイアウトされていました。

文字はパソコンの書体を使われたようです。↑

正面の豪華な蘭のレイアウトの前で記念撮影♪
私は目が半開きで微妙な表情ですが、雰囲気をご覧ください(笑)
正面から中に入ると、それぞれのグループが合同でレイアウトした蘭が展示されていて
さながら蘭専門の植物園のような華やかさがあります。
丁寧に細部まで工程を重ねてこられたのがわかるので、生花とはまた違った趣があります。

10月4日まで開催されていますから、お時間ございましたら是非ご覧ください。

うまい!!
今日はちょっと、書から離れて・・・。
昨日、友人たちと会食でした。
いや~、めちゃくちゃ美味しいお料理でした。
ここ最近、会食が続いていますが、
私の知り合いは美味しいもの好きが集まっているので、どこに連れて行ってもらっても美味しい!!
その美味しいお料理をブログに載せようと思いながら、毎回デジカメを忘れるアホな私ですが
昨日は友人の一人が持っていてくれたので、しっかりとれました。
場所は、本町にあり、本来はお蕎麦屋さんですが、
夜は鴨なべをメインに、一品を出してくれるみたいです。
ちょっと割烹に近い感じの店構えで、少人数制なので落ち着く空間です。
まずは、まぐろのやまかけと板わさから始まり、

続いてだだちゃ豆、白和えなど、ちょっとずつ上品にお料理が続き、
鳥と焼きねぎを柚子胡椒でいただいて

メインの鴨なべぇ~!

鴨、大好きですが、ここのはお味といい、柔らかさといい最高で、
それを引き立てるお出汁が、これまた抜群に美味しかったです。
一口頂いた瞬間、「旨~い!!」って。
あの瞬間は「美味しい」よりも、「旨い」のほうが、合っていましたね。
出来上がりを少しずつ、お店の方が取り分けてくださって。
はい!どうぞ↓

締めにカモ鍋のお出汁をつかったお蕎麦と、辛み大根の冷たいお蕎麦。
両方味わえるって贅沢ですよね。
たぶん調理法もすごくシンプルなんですが、素材がいいんでしょうね・・十分な美味しさでした。
それに加えた友人との会話は、ここでは話せませんが(笑)、
気を遣わずに一緒に過ごせるのは、これまた、贅沢!!
楽しい時間でした。
彩ちゃん、よいお店教えてくれて、サンキュ~!





