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Archive for the ‘想ふこと’ Category

新年おめでとうございます

謹んで新年のお慶びを申しあげます。

2019年になりました。
昨年は大変お世話になりありがとうございました。

今年は2月に生徒展、3月に台湾での展示と年明けから慌ただしくなりそうですが
亥年にふさわしく突っ走っていければと思います。

皆様にとりましてもよいお年となりますようお祈りいたします。

2019年元旦  丸山茜葉

新年 ご挨拶 あけましておめでとうございます 謹賀新年 亥年 2019 年賀状 書道 書家 丸山茜葉 

大学の講座終了いたしました

春から始まりました大学の講座無事に終了いたしました。
日本の伝統文化である書道を伝えるのが目的ですが
筆で書くことから離れている生徒さんが多い中で
どこから進めるかは毎回迷います。
技術差が影響しますし、留学生は漢字自体に馴染みがありません。
ですがはじめの心配は書くことで解消されていき
しっかりとコツをつかんだ方は非常に上達しました。
基礎を活かして年賀状や金封など実用の書道を学ぶこと
またデザインをして頂いて創作を楽しんでいただくことなど
ハードルが高いわけでなく日常に根付いた書道を体験していただくことで
なぜ書道が日本の文化として残っているのか少しでも感じてもらえたらと思います。
開始時は寒かったのに終わりにはこの酷暑。
大変だったと思いますがお疲れさまでした。

ご挨拶

あっという間に2017年も終わります。
12月初めには年末がくることがピンときませんでしたが
さすがにこの一週間は年が明けることを実感しました。

今年もたくさんのご縁とともによいお仕事をさせていただき
心よりお礼申し上げます。
来年も皆様のお力をお借りしながら精進したいと存じます。
数時間で年明けですが、よいお正月をお過ごしください!

感謝

丸山茜葉

初・俳句!

蕎麦 俳句 書道 大阪 






前回生徒さんの俳句のお話をしましたが、
私も書道のお仲間と初めて句会を開催しまして
「桜・花」という季語で俳句を作りました。
どちらかというと打ち立ての蕎麦につられての参加でしたが
難しいながらも案外楽しめました。

俳句は「5・7・5」の限られた字数で
情景や気持ちなど、すべてを表現しなければならないそうなので
状況がぼやけたり、季語が重なったりすることのないようにと
簡単な教えをいただいて作りました。

私の祖母は生前40年近く俳句をしていたため
季語の本は手元にあり調べると思いもしないものが季語としてあったりします。
例えば、ランドセルや入学に関する言葉(新入生)などですが
桜や花と合わせると作りやすいなと思いましたが季重なりで使えず。
春を思わせるというということでしょうね。

色々考えて4句できまして、そのうち2句がよかったようです。

なかでも褒めていただいた句がありまして・・。

「花いかだ 指一本で 崩れゆく」

いかがでしょう??
(花いかだとは水面に落ちた花びらがまとまって筏のように見える様子を言います。)
私としては意味がありますが、それを説明するのは俳句では野暮だそうです。
その句を聞いた人、見た人が自分の解釈で感じとるのが俳句の面白さだと教えていただきました。
そう考えるとデザイン書道と似ていますね。
どうぞ色々と解釈してください(笑)

時間が取れたら作品にするのもいいかなと思っています。


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豊中・書道教室では

桜が満開で綺麗ですね!
今年は10年ぶりぐらいにお花見に行きました。
大阪は大阪城に並び、桜の宮が有名で、写真はそこの夜桜です。

大阪 大川 御花見 書道 お稽古 デザイン書道 丸山茜葉

さて近鉄文化サロン阿倍野・奈良では決まっている課題をしていただいていますが、
豊中教室ではご希望によってデザイン書道のほかにも課題を作っています。
男性陣には古典を勉強される方もいらっしゃいますし、
時にはお稽古の課題ではないものを練習される女性もいらっしゃいます。

生徒さんの中に俳句を主宰されている方がいらっしゃいまして
その方はデザイン書道と俳句の作品作りの両方をされています。
私は俳句はさっぱりわからない素人でして、
はじめはどのように教えていいのか悩みましたが、
今はお手本を作るときに、まずはどの文節で切るのか、
そして俳句自体の内容をお伺いしてそれに合う形に仕上げるように努力しています。

本当は色々な和紙で仕上げていくのが理想ですが
お稽古の際には色紙に仕上げていただくことが多いです。
そのためにいつも背景など準備をなさってきて
とても熱心に取り組まれています。

書道 書家 丸山茜葉 俳句 作品

書家 デザイン書道 俳句  丸山茜葉 大阪

今回、お花見をしていて
「おそらくこういうときにも題材を考えていらっしゃるんだろうな」と
ふと思い、自分でもやってみましたがどう考えても川柳に(笑)

やはり何事も付け焼刃ではだめですね。

創作書道 生徒作品展 総括です!

9月30日、生徒展を無事終えることができました。
会期中、雨も降らず、約230人という大変多くのお客様にお越しいただき、
笑い声に包まれたにぎやかな生徒展となりました。
お越しいただいた全ての皆様に厚く御礼申し上げます。

出品なさった生徒の皆様もお疲れ様でした。
それぞれに頑張られた作品でしたので、お友達だけでなく多くのお客様にご覧いただけたことは
新たな作品制作へ意欲が沸かれたのではないかと思います。

書道を経験したのは子供ころ以来とおっしゃる生徒さんも多いので
作品制作は大変だったと思います。 
でも諦めず、最後まで仕上げたことで唯一無二の作品が出来あがりました。

お越しになったお客様には「なんだか落ち着く空間だわ」とおっしゃっていただき
展示した側からすれば、とてもうれしいご感想でした。
多くの方が生徒さんからの作品説明も耳を傾けてくださり、
長い間作品をご覧頂いてはまた会話に花が咲きと笑顔があふれていました。
このように展示の空間を楽しんでくださる皆様をみて、準備した甲斐があったな~と感じたり。
6日間、お客様、生徒さんとともに楽しみながら過ごさせていただきました。

生徒展はほぼ2年ごとの展示予定ですが、
次回もすでに楽しみにしてくださる方がいてありがたい限りです。

現在は普段の課題に戻っていますが、この課題から色々と学び、
次回の生徒展へ活かしていただけたらと思います。
私もまた自身の創作活動を頑張って行きたいと思います。

最後になりましたが、お借りした芝田町ギャラリー様には大変お世話になりました。
改めて江島様、吉田様に御礼をお伝えしたいと思います。
ありがとうございました。

今回は展示風景、お客様の風景を少しお伝えします。
生徒さんの作品は次のブログでご案内いたします。

 丸山茜葉 書道 生徒展 デザイン書道 お稽古 梅田 芝田町画廊

書道 生徒展 創作書道 丸山茜葉 書家 芝田町画廊 デザイン書道

生徒展 無事終了しました!

本日、無事に生徒展を終えることができました。
会期中、たくさんのお客様にお越しいただき御礼申し上げます。
お話が十分できなかった方もいらっしゃり申し訳なかったですが
私も生徒さんも色々な方にお目にかかれ楽しい時間を過ごさせていただきました。
会場の雰囲気などまた落ち着きましたらご紹介いたします。
ご来場いただきました皆様、重ねて御礼申し上げます。

デザイン書道 お稽古 生徒展 梅田 芝田町画廊 

お手本書き

書道 お手本 男性 お稽古 古典 書家 丸山茜葉

展示会まであと数週間ですが、通常のお稽古もあります。
私のお稽古場では男性の生徒さんもいらっしゃり、皆さん基本の書道を勉強されています。
今日はそのお手本を書いていました。
毎月月末に仕上げるのですが、今回は店舗ロゴのお仕事が重なったため今日に。

お手本を書くことは私のとっても勉強になります。
最近は忙しさのため私自身がお稽古に伺えていないので、再確認にもなります。
たいてい「この書家さんうまいな~」と感じる方は臨書の勉強を欠かしていません。
書道はやはり日々努力が必要なんです・・・と自分にいいきかせ(笑)

私の亡くなった師匠が「上手になりたかったら教えなさい」とおっしゃっていましたが
このごろその意味がわかります。

準備など大変なときもありますが、生徒さんに満足してもらえるようがんばります。

生徒展作品作りについて

寒の戻りといいますが、寒いですね・・。

先日まで生徒展のギャラリーを決めるのに奔走していましたが
なんとか無事に決まりました。
詳細はまた時期をみてお知らせいたします。

前回と違い生徒さんが多いので作品作りも時期をわけています。
一気に別の課題を指導すると、おひとりおひとりの意図を酌めないこともありますし
私自身もリセットしながらアドバイスしないと難しいですね。
阿倍野の生徒さんから始まり、現在8割の生徒さんが取り掛かっている状態です。

私のお教室では課題決めからデザイン、表具に至るまでまずは生徒さんに考えて頂きます。
それは初めての方にはおそらく大変な作業だと思いますが
不思議とそれを自分ですることで作品に対する欲がでたり、
自信につながって面白いアイデアが生まれたりといいことが多いです。

デザイン書のお稽古もお手本を写し書くことが多いですし、
書道をされている方は筆になれていますから
あっという間に仕上がっていくときもあります。
でもそれはあくまで写しているんですよね。

本当に難しいのは自分でデザインを考えることだと思います。
書に限らずですが、無いものから生み出すことは本当に苦慮します。
ただ出来上がったときの喜びは比べ物にならないと私も経験済みです。
生徒さんにはそれを体験していただきたいと思っていますし、
その作品をたくさんの方に見ていただくこともまた喜びになります。

展示会を経験した皆さんは自信に溢れた表情をされていますよ。
自然とその後の書にもいい影響がでているように思います。

いつものお稽古と違って、少し自分の力を試してもらえると
おそらく面白い、そして自分らしい作品が出来上がると思います。
その作品の集合体を私も楽しみにしています。

秋ですね

この2週間色々とありまして、あっという間に日が過ぎました。
昨日あたりからようやく秋を感じるようになりました。

今月はお稽古をお休みさせていただいたりと、通常のサイクルではなかったのですが
いつも行っていることをやめたり、ポンと時間が空くと
物事を別の角度で考えられたりと立ち止まることの大切さを感じます。

季節が変わると少しリセットしたような気分になりますが
今年は特に秋の訪れと共に気持ちが変わる気がします。
なーんて、ちょっと感傷的でしょうか(笑)
皆さんも季節の変わり目、どうぞご自愛ください.

秋 四季の歌 書家 丸山茜葉 デザイン書道