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初・俳句!

蕎麦 俳句 書道 大阪 






前回生徒さんの俳句のお話をしましたが、
私も書道のお仲間と初めて句会を開催しまして
「桜・花」という季語で俳句を作りました。
どちらかというと打ち立ての蕎麦につられての参加でしたが
難しいながらも案外楽しめました。

俳句は「5・7・5」の限られた字数で
情景や気持ちなど、すべてを表現しなければならないそうなので
状況がぼやけたり、季語が重なったりすることのないようにと
簡単な教えをいただいて作りました。

私の祖母は生前40年近く俳句をしていたため
季語の本は手元にあり調べると思いもしないものが季語としてあったりします。
例えば、ランドセルや入学に関する言葉(新入生)などですが
桜や花と合わせると作りやすいなと思いましたが季重なりで使えず。
春を思わせるというということでしょうね。

色々考えて4句できまして、そのうち2句がよかったようです。

なかでも褒めていただいた句がありまして・・。

「花いかだ 指一本で 崩れゆく」

いかがでしょう??
(花いかだとは水面に落ちた花びらがまとまって筏のように見える様子を言います。)
私としては意味がありますが、それを説明するのは俳句では野暮だそうです。
その句を聞いた人、見た人が自分の解釈で感じとるのが俳句の面白さだと教えていただきました。
そう考えるとデザイン書道と似ていますね。
どうぞ色々と解釈してください(笑)

時間が取れたら作品にするのもいいかなと思っています。


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豊中・書道教室では

桜が満開で綺麗ですね!
今年は10年ぶりぐらいにお花見に行きました。
大阪は大阪城に並び、桜の宮が有名で、写真はそこの夜桜です。

大阪 大川 御花見 書道 お稽古 デザイン書道 丸山茜葉

さて近鉄文化サロン阿倍野・奈良では決まっている課題をしていただいていますが、
豊中教室ではご希望によってデザイン書道のほかにも課題を作っています。
男性陣には古典を勉強される方もいらっしゃいますし、
時にはお稽古の課題ではないものを練習される女性もいらっしゃいます。

生徒さんの中に俳句を主宰されている方がいらっしゃいまして
その方はデザイン書道と俳句の作品作りの両方をされています。
私は俳句はさっぱりわからない素人でして、
はじめはどのように教えていいのか悩みましたが、
今はお手本を作るときに、まずはどの文節で切るのか、
そして俳句自体の内容をお伺いしてそれに合う形に仕上げるように努力しています。

本当は色々な和紙で仕上げていくのが理想ですが
お稽古の際には色紙に仕上げていただくことが多いです。
そのためにいつも背景など準備をなさってきて
とても熱心に取り組まれています。

書道 書家 丸山茜葉 俳句 作品

書家 デザイン書道 俳句  丸山茜葉 大阪

今回、お花見をしていて
「おそらくこういうときにも題材を考えていらっしゃるんだろうな」と
ふと思い、自分でもやってみましたがどう考えても川柳に(笑)

やはり何事も付け焼刃ではだめですね。