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KALEX氏 プロフィール

KALEX氏 略歴 
・フランス、シャンパーニュアルデーヌ地方生まれ。
・フランス、メスの国立美術学校 École Supérieure d’Art de Lorraine Metzに入るが、
 一年以内にパリに移住し芸術家としての本格活動を始める。
・捨てられたものに第二の命を与える彫刻家として活動をつづけるなか、
 人間活動、現代社会、文化、芸術、自然を考え、今に至る。
・1999年パリ1区にある“59番地RIVOLI”(www.59rivoli.org) を
 ARTが生きれる場所として仲間アーティスト2人と開く。
 (Kalex,Gaspard,Bruno » KGB « として知られる)
 59番地RIVOLIではリーダー、彫刻家、そして文化人としてアートだけでなく、
 文化、社会、政治を考えさせる場所に作り上げる。
・アルデンヌ県FUMAY市から依頼を受け現地のスレートと鉄を使いMONUMENTAL彫刻を作成。
 現在PARC DE CHATEAU DES COMTES DE BRYASの公園にある。
・そのほかパリ市立近代美術館パレ・ド・トーキョー、ヌーヴォー・レアリスムの
 代表アーティストRaymond Hainsとの共同展示や新聞 (LIBERATION, LE PARISIEN,
  LE MONDE, New York Times, etc)、AIR FRANCE作パリ特集ドキュメンタリーなどの
 取材など多方面で活動されている。
KALEX氏のお問い合わせ先 : urbano.recuperator.75001@gmail.com

KALEX氏 作品

KALEX氏 作品

KALEX 氏 作品展

先日お知り合いのだんな様が個展を開かれるということでお邪魔してきました。
自宅での展示ということでしたが、空間と作品がとてもマッチしていて
ゆったりとした時間が過ごせました。

KALEX氏 作品
写真は今回の作家さんであるKALEXさんと奥さん、そして彼の作品です。
フランスに生まれ、幼いころから自然との関わりに魅了されたことから
作品も「捨てられたものに第二の命を与える」ということをテーマに
使わなくなったプラスチック、木材や自然の石、メタルなど使って制作されています。
そのせいか、作品自体も命が宿っているようにそれぞれの表情があり
見ていてるこちらが笑顔になるような作品が多かったです。

ちょうどご一緒したお子さんも自然と作品をさわっていました。
写真はそのお子さんと捨てられていた自転車の部品で作った犬のオブジェです。
これ、さわると揺れて犬が喜んでいるように見えるんです。面白いんですよ!!

KALEX氏 作品

こちらは色々な鉄の廃材で作ったオブジェです。

KALEX氏 作品
表情がなんともいえずユーモラスで、これを見たときやはり海外の方の作品だなと思いました。
文化は人を作るといいますが彼は長年フランスで生活をされていましたから
見るもの、触れるものすべてをフランスから吸収していらっしゃると思います。
そしてそれが作品に表れているようでとても興味深かったです。

他にも本当に多岐にわたる作品の数々で形も素材も違うのですが
何故かどの作品も優しさとユーモアを感じます。
KALEXさんの内面が表れているのかな~と思いながら拝見しました。

エコをテーマにした作品は私も色々見ていますが
彼の作品はしっかりとした技術のもとに自分の中にあるテーマを打ち出していて
色々な素材を使い、表現方法が違ってもそのテーマがぶれていないことが
とても素晴らしいし、なにより見ていて楽しくなりました。

色々な方に見て頂きたいなと思いますので
展示のご案内があればご紹介したいと思います。

KALEXさんのプロフィールと他の作品は別の記事に!