KALEX 氏 作品展

先日お知り合いのだんな様が個展を開かれるということでお邪魔してきました。
自宅での展示ということでしたが、空間と作品がとてもマッチしていて
ゆったりとした時間が過ごせました。

KALEX氏 作品
写真は今回の作家さんであるKALEXさんと奥さん、そして彼の作品です。
フランスに生まれ、幼いころから自然との関わりに魅了されたことから
作品も「捨てられたものに第二の命を与える」ということをテーマに
使わなくなったプラスチック、木材や自然の石、メタルなど使って制作されています。
そのせいか、作品自体も命が宿っているようにそれぞれの表情があり
見ていてるこちらが笑顔になるような作品が多かったです。

ちょうどご一緒したお子さんも自然と作品をさわっていました。
写真はそのお子さんと捨てられていた自転車の部品で作った犬のオブジェです。
これ、さわると揺れて犬が喜んでいるように見えるんです。面白いんですよ!!

KALEX氏 作品

こちらは色々な鉄の廃材で作ったオブジェです。

KALEX氏 作品
表情がなんともいえずユーモラスで、これを見たときやはり海外の方の作品だなと思いました。
文化は人を作るといいますが彼は長年フランスで生活をされていましたから
見るもの、触れるものすべてをフランスから吸収していらっしゃると思います。
そしてそれが作品に表れているようでとても興味深かったです。

他にも本当に多岐にわたる作品の数々で形も素材も違うのですが
何故かどの作品も優しさとユーモアを感じます。
KALEXさんの内面が表れているのかな~と思いながら拝見しました。

エコをテーマにした作品は私も色々見ていますが
彼の作品はしっかりとした技術のもとに自分の中にあるテーマを打ち出していて
色々な素材を使い、表現方法が違ってもそのテーマがぶれていないことが
とても素晴らしいし、なにより見ていて楽しくなりました。

色々な方に見て頂きたいなと思いますので
展示のご案内があればご紹介したいと思います。

KALEXさんのプロフィールと他の作品は別の記事に!

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