子供の可能性

体験講習には色々な方が参加されます。
時間帯によってこれないとおっしゃる方は自宅での体験をされますし、
阿倍野の講習にはよく体験を望む方がいらっしゃいます。

今回もお一人、いえお二人?(笑)
親子さんが体験にお越しになりました。
といっても講習を受けられたのはお母様です。
お子さんはまだ幼いのでおうちでお留守番ができないことから
一緒にこられました。

書道 デザイン書道 丸山茜葉 書家 お稽古

おとなしいお嬢さんで、お母様と並んで黙々ととクレヨンで何かを書いています。
生徒さんにいつもの課題を、お母様には体験の課題を交互に教えていると
どうも書き終わった模様。
そこで「何書いてるの?」と覗いてみたらびっくりです。

書家 丸山茜葉 デザイン書道 お子さん 書道 お稽古

お母様に渡した課題の「花」を一人で書き上げていました。
思わず「すごいねーーー!!!」と言うとうれしそうにニコニコと笑っています。
でもお世辞ではなくほんとうに驚きました。

お母様と一緒に撮ったお写真がこちらです。
お母様の作品もとても上手くアレンジされているので
その才能を受け継がれたのかもしれません。

書家 丸山茜葉 デザイン書道 
この後も生徒さんが書いていた「起」という文字を書いてみたり
パンダを書いてみたりと集中している姿にまた驚いて。

書道 お稽古 デザイン書道 子供
小さいお子さんのイベントなどでは「これを書きましょう!」と言っても
そのまま書けるお子さんは多くありません。
またそれはそれで私は良いと思っています。
新しい発見があったり、書く事の楽しみを知ってもらえるのが目的ですので。

ですが今回このように見て写すということを教えずともできることに
子供の持つ吸収力や才能の可能性を実感して感動しました。
それと同時に子供さんにはきちんとした文字を教えることの重要性も
感じています。

デザイン書道は色を使ったりと確かに楽しいものだと思いますが
それは元の漢字をわかった上で学ぶことが前提となります。

お子さんはこれから文字を学んでいく年齢。
そのときに見たものをそのまま覚えてしまうことがあるなら
まずは元の漢字をしっかり教えることが重要だなと再確認しました。

普段はお子さんたちとの交流はありませんので
今回のことでお子さんを対象にしたお稽古も考えて見ようかと思います。
正しい文字を教えた上で、遊んでもらえるような・・。
親子で楽しんでいただけるものもいいかなと思います。

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