お仕事 御幣揮毫
7月 6th, 2014
コスモ様からのご依頼で御幣への揮毫をいたしました。
このお仕事、毎回ご依頼のたびに緊張します(笑)
木に書くことはバランスのほかにも木の質によって滲み方がかわりますから
特に初めは気を遣います。
それでもこれまで書かせていただいたおかげで、問題なく仕上げました。
今回も御幣を運び入れていただき書いたのですが、
ふと「この御幣は最終的にどこに行くのか・・・」という疑問がわきまして。
というのも塔婆などは宗派にもよりますがお墓にたてていることが多いですね。
なかにはご法要の後、焼いて処分されるところもあるといいます。
それでは御幣はどうなのか・・?
お伺いしたら「上棟式の後、ずっとビルが壊れるまで納めた状態でありますよ」とのこと。
いや~、お恥ずかしい、勘違いしていました。
塔婆のイメージと重なって、どこか祈祷するようなイメージがあり
終わったと燃やすものだと勝手に思っていました。
知らないということは怖いですね。勉強になりました。
竣工の無事を祈る上棟式。
皆様、無事にお仕事なさっていただきたいと思います。
最後になりましたがいつもお気遣いいただいています。
美味しくいただきました。ありがとうございます。