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お稽古 創作書
火曜日は近鉄文化サロンでのお稽古でした。
雲という字を創作していただくために、まずは色々な書体を学びます。

その後、これらの書体を活かして、創作の書をご自分で考えて頂きました。
今までは私が考えた創作の書を、お手本でお渡ししていたこともあり、
今回はちょっと難しかったようです。
たぶん、何から発想していいのか、わからないということと
初めから形に仕上げようとすることが原因のような気がします。
創作するうえで大切なことは、
発想するとき、必要以上に制約しないということ。
ある生徒さんが私の提案した書をみて「これは前衛書になるんですね」とおっしゃりました。
確かに改めて見ると、それに近いな~と。
ただ、前衛書にしようと考えたわけではありません。
私にとって、雲という文字は、とどまらず流れているイメージがあるため
結果としてそうなったということです。


私も一時そうでしたが、ある程度書けるようになると
知識が増える分、学んだことの範囲で考えがちです。
ここまで崩したら、間違っているのでは?という気持ちや、
形にとらわれて、そこから抜け出せないなど。
でもそれは仕方がありません。
書道とは本来、基本から始め、美しい書体を学ぶのですから。
では、どうすればいいのか・・。
今度はいったん、学んだ書から離れることだと思います。
意外に難しいですが、創作を作る上では必要です。
発想することは、センスがあるないとは関係なく、
考えよう!という気持ちがあれば、すこしずつ出来るようになります。
書くことができる方は、そちらに意識をもつことが大切のように思います。
そして、それができるお稽古を、少しずつ、増やしていこうと思います。
お稽古 暑中見舞い2
先日の火曜日は、近鉄文化サロンで書道のお稽古でした。
2か月にわたって、暑中見舞いに使えるデザインや言葉をお伝えしましたが
この日は、いままでのデザインも参考にしながら、生徒さんに自由に書いていただきました。
私も文字や絵を使いながら見本を作ってみました。
写真はその一部です。

お手本を見て書くのとは違い、
色々な発想で自由に書いていただくと、何が得意かがわかります。
大胆な構図が好きな方や、発想が豊かな方、絵を添えて書くのが得意な方。
それぞれに個性を生かして、素敵な暑中見舞いを書いていらっしゃいましたよ。
最後は、生徒さん同士で暑中見舞いを交換していただくため、清書していただきました。
年賀状も暑中見舞いもデジタル化が主流になってはいますが、
差し上げる方を想いながら、ひと筆、夏の涼を感じる暑中見舞いを作っていただけたらと思います。
お稽古 暑中見舞い
先週はお稽古ウィークでした。
今回の課題は、ちょっと早い「暑中見舞い」です。

日本の夏は湿度が高いので暑いですよね~。
特に、関西は他の地域より暑い気がします。
そこで少しでも涼しく感じるデザインに仕上げました。
どのお教室の生徒さんも、文面とバックのデザインを仕上げていらっしゃいました。
挨拶文を小筆で書くことは、書道の経験が少ない方には難しいと思います。
しかし何度か書いているうちに、
全体をまとめて涼しげな「暑中見舞い」を作っていらっしゃいましたよ。
今回の課題もそうですが、綺麗に書くことだけを目的にしていません。
書く技術は経験によって違いますし、上手く書くには練習も必要ですから。
それでも差し上げる方のことを想いながら、時間をかけて書くことは素敵です。
そのこと自体に心がありますよね。
そして、その気持ちは伝わると思います。
綺麗に書くことは、そのあとでも十分だと私は思います。
みなさんも今年は大切な人に、夏のご挨拶はいかがですか?
学ぶこと
第一、第三火曜日は近鉄文化サロンでのお稽古です。
今日の課題はこちら↓

書の創作とともに、日常的に使う言葉を書で学ぶことも大切です。
そういうことで今回は、このお手本と各々のお名前を書いていただきました。
生徒の皆さんは、なんらかの形で書に関わってこられたようで、
数枚書いているうちに自分のものにされていきます。
少し書道から離れていても、学んだものはしっかり根付いてるんですね。
そして午後には新しく始まるお教室へ
こちらは出張お稽古になります。
今回、以前にもご紹介した「花」の書を制作していただきました。
初めに簡単な楷書書いて頂いて、いざ「花」の課題に。
花の色の濃淡や墨色の分量を何度も調節しながら、最後は色紙に仕上げます。
「あー、緊張する~」とおっしゃりながら仕上げた作品がこちら↓

いかがです?
とても綺麗に仕上がっていますね。
お稽古をさせていただいて思う事は、
どのお教室の方も、まじめに、そして楽しんで取り組んでくださっていることです。
一枚目より二枚目、そして三枚目とコツをつかんで上手くなっていくのを見ると
教える立場としては本当にうれしいです。
書道に限りませんが、楽しむということは知識を吸収する上で、やはり大切なようですね。
帰りに茶屋町画廊で開催中の「工芸四人展 大城戸建雄・井上浩三・武石和春・馬渡喜穂」へ。
大阪工芸協会で大変お世話になっている先生方の展示会です。
馬渡先生は錫、井上先生は陶芸、武石先生は漆と分野は違うますが
洗練された一流の作品で素敵でした。
私にとっては、知らない世界を教えていただるので勉強になりますが
見るだけでも目の保養になりますよ。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
茶屋町画廊ホームページ
花
先日の火曜日は、近鉄文化サロン阿倍野でのお稽古でした。
「心を伝えるデザイン書道」として4月に開講し、今回で2回目のお稽古。
春ということで「花」を課題とした書です。
この日は雨模様で、教室の電気をつけてもなんとなく暗く、色を感じない日でしたが
生徒さんのお一人が色紙の「花」をみて、
「うわぁ、素敵ですね~、桜みたい!」とおっしゃり、
続いて、別の生徒さんが「ほんと春ですね~。」と笑顔で話されて、
場が一気に明るくなりなりました。
楷書の「花」からは季節や色を感じることは難しいですが
薄墨で書いたものに少しの色を添えるだけで、
頭の中で花を描き、そこから春を感じることができます。
創作の書の面白さのひとつですね。
生徒の皆さんにも伝わったようで、うれしい一日でした。
いかがでしょう、春を感じますか?




