お稽古 創作書
火曜日は近鉄文化サロンでのお稽古でした。
雲という字を創作していただくために、まずは色々な書体を学びます。

その後、これらの書体を活かして、創作の書をご自分で考えて頂きました。
今までは私が考えた創作の書を、お手本でお渡ししていたこともあり、
今回はちょっと難しかったようです。
たぶん、何から発想していいのか、わからないということと
初めから形に仕上げようとすることが原因のような気がします。
創作するうえで大切なことは、
発想するとき、必要以上に制約しないということ。
ある生徒さんが私の提案した書をみて「これは前衛書になるんですね」とおっしゃりました。
確かに改めて見ると、それに近いな~と。
ただ、前衛書にしようと考えたわけではありません。
私にとって、雲という文字は、とどまらず流れているイメージがあるため
結果としてそうなったということです。


私も一時そうでしたが、ある程度書けるようになると
知識が増える分、学んだことの範囲で考えがちです。
ここまで崩したら、間違っているのでは?という気持ちや、
形にとらわれて、そこから抜け出せないなど。
でもそれは仕方がありません。
書道とは本来、基本から始め、美しい書体を学ぶのですから。
では、どうすればいいのか・・。
今度はいったん、学んだ書から離れることだと思います。
意外に難しいですが、創作を作る上では必要です。
発想することは、センスがあるないとは関係なく、
考えよう!という気持ちがあれば、すこしずつ出来るようになります。
書くことができる方は、そちらに意識をもつことが大切のように思います。
そして、それができるお稽古を、少しずつ、増やしていこうと思います。

