5月お稽古
今月もお稽古が始まりました。
6日は阿倍野、7日は奈良と続いてのお稽古でした。
生徒さんの3分の2は作品制作も終わりまして
それぞれの課題に戻りつつあります。
そろそろ仕上がりが見えてこないと間に合わなくなってきましたね。
作品制作中の生徒さんは引き続き清書に向けて取り組んでいただき、
後の方は阿倍野では「光」「菜の花」の課題を書いていただきました。
「光」の生徒さんは長年通われている方です。
今年に入ってから課題を学んだあとに、自分でデザインを考える練習もしていただいています。
前にも書きましたが、課題を書くことはある段階から出来るようになります。
ですがやはりそれとは別のデザインを考えるのがなかなか難しいようですね。
ただこれはセンスの問題ではなく、いかに自分で考える癖をつけるかで変わります。
答えがない分だけ自分に中での引き出しを作っておくと別の文字でもいかせますので。
「菜の花」の生徒さんも課題を終わった後はアレンジしていただきました。
こちらは文章も書きますのでなかなか大変だと思います。
それでも斜めに書いてみたり、配置を変えてみたりとご自分のイメージを形にしていらっしゃいました。
奈良のお稽古では作品制作が中心でした。
お休みの生徒さんもいらっしゃいましたが、ほとんどの生徒さんが形が決まってきましたので
あとは書いて!書いて!仕上げるのみ(笑)
と言っていたらお家で書いてこられた方もいて多くの生徒さんが仕上がりました。
作品制作は書いて終わりではなく、表具のデザインを考えることも必要です。
私もアドバイスをしましたが、最後は皆さん自身で考えていらっしゃいました。
阿倍野も奈良も作品制作をされている方はあと数名になりました。
最後まで頑張っていただけたらきっといい作品になると思います。
自宅の生徒さんも作品作りの終盤ですし、今週からのお稽古も楽しみです。