生徒展ご報告 最終
生徒展ご報告もこれで最後です!
今回は生徒さんのほかに、長年書道を一緒にお稽古してきた
先輩の作品も展示させて頂きました。
橋爪香陽さん
講習会をお手伝いしていただいたり、お世話になっています。
周先生のお稽古でもご一緒しています。
そして彼女の作品がこちらの2作品
一つはたにぐち先生に御世話になっていたときに作った作品「水」
もひとつは周先生から教わっている篆書を生かした作品「一期一会」
こうしてみても自分がそのとき、何に関わっているかによって作品が違いますね。
私も橋爪さんも、ベースには古典から学んだ技術があります。
といってもまだまだ学びきれないことが多く修行中ですが、
自分が書きたいものだけ練習していると、引き出しが増えません。
なのでこの作品を見ていると色々なことを学ぶ大切さがわかります。
そして最後に私の作品。
以前掲載してる作品もありますが、雰囲気を感じていただければと思います。
今回はデザイン書道の生徒展ですから、私もデザイン書だけの展示にしました。
大阪工芸展でも展示した「響」
言われて気づいたのが、たまたまピアノの上に飾ってました。
音は光と一緒で一瞬にして伝わります。
またガラスが割れるような音ではなく、太鼓の音のように地面から伝わるような「響」
そのイメージで作ったものです。
そして「藤」
これはどこで飾っても評判がよく、
今回も何人もの方に「いいね~」と声をかけていただきました。
時期としても合っていました。
最後に「薫」
名古屋の展示会で出しましたが、こちらでは初見の方が多く興味を持っていただいたようです。
「香」のイメージよりももっと内側から醸し出すようなイメージを持たせたかったので
何種類かの墨色で表現しています。画像だとわかりにくいかな~。
さてさて、これで今回の生徒展ご報告は終わりです。
3日間あっという間でしたが、私のとっても生徒さんにとっても思い出深く、
よい経験をさせていただき感謝しています。
作品を御覧頂くこともそうですが、集まる皆さんが話に花がさき、
ゆっくりしていただける空間になったことは、
生徒さんの作品から伝わる癒しの部分が大きかったと思っています。
そして遠いところお越しいただいた皆様の楽しげな様子が
展示会を温かいものにしていただいたと思います。
本当にありがとうございました。
搬出前に残った生徒さんと記念撮影