歴史あるもの

先日久しぶりに大津のほうへ行きました。
比叡山のふもとに里坊がありまして毎年何回か訪れ、
本来なら年始にご挨拶に行くのですが、
今年は本当に忙しくこんな時期になっていまいました。
こちらには千日回峰行を終えられた阿闍梨様がいらっしゃいます。

お参りのあと、お屋敷でお膳をいただきますが、
床の間に日吉山王祭礼図屏風が飾ってありこれがほんとうに美しい!
その当時の人々の様子や、祭りの風景が描かれ興味深いものでした。

山王祭図屏風
本当は美術館などで拝見するものが間近で鑑賞でき
またとても鮮明でいい状態で残っているのがすごいなと思います。

もう一つは具足、いわゆる甲冑です。
右側のものは細川ガラシャが身につけた腹巻具足で
左のほうは彼女の父、明智日向守光秀が所用していた萌黄成二枚胴具足です。

細川ガラシャ愛用 具足
この具足、とても小さく感じます。
やはりこの当時の人は全体的に体が小さかったんでしょうね。

歴史ある場所には歴史あるものが似合います。
普段はなかなか見れないものを拝見でき「歴史」を感じる一日となりました。

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