ご依頼作品 書作品「輝」・「桜」
今回ご新居に飾りたいというご依頼を頂き、作品を制作・ご納品いたしましたが、
先日お部屋に飾っていただいたお写真をいただきました。
素敵な和室に飾られた「輝」
80×80(センチ)の大作です。

お玄関から作品が見通せますと教えていただきました。

ご依頼主様はお仕事柄、若い方に接する機会が多いとのこと。
「若い人が見て希望や元気を感じる書が良いんです。」と
書く題材を何にするか悩まれながら、最終的に「輝」という文字にお決めになりました。
私の場合、いつもは飾られる場所の状況や、お好きな色目、お好みの題材、
どのような用途で必要なのかなどをお伺いして、ある程度までは自分の感覚で作り上げるのですが、
このような経緯があったことと、ご依頼を頂いた後に大震災があり、
普段よりお話しする機会が多い中で、
作品をご依頼いただいた経緯や想いをお伺いすることとなり、
今考えると、そのお気持ちを引き継ぎながら制作していたように思います。
今回、私にしてはめずらしく迷うことが多かったです。
ですがご納品した後に頂いたメールを拝見し、
この作品制作に携わらせていただいたこと、心から感謝しました。
作品のご依頼をいただいた皆様からは、よくお礼のメールやお手紙をいただきます。
そのたびにこの仕事につけたことの感謝と、「また頑張ろう!」という気持ちが沸きます。
今回はそれに加え、作品づくりは対話から始まるんだなと感じました。
色々とお話を伺いすることで、私の中で作品が形作られていくようです。
最後のお写真は、奥様に気に入っていただいた「桜」です。
季節は過ぎましたが、素敵な場所で優しく咲きつづけています。

作品が末永く、ご家族に寄り添ってくれたらうれしいです。
ありがとうございました。

