初・俳句!
2016年3月26日Comments off »
前回生徒さんの俳句のお話をしましたが、
私も書道のお仲間と初めて句会を開催しまして
「桜・花」という季語で俳句を作りました。
どちらかというと打ち立ての蕎麦につられての参加でしたが
難しいながらも案外楽しめました。
俳句は「5・7・5」の限られた字数で
情景や気持ちなど、すべてを表現しなければならないそうなので
状況がぼやけたり、季語が重なったりすることのないようにと
簡単な教えをいただいて作りました。
私の祖母は生前40年近く俳句をしていたため
季語の本は手元にあり調べると思いもしないものが季語としてあったりします。
例えば、ランドセルや入学に関する言葉(新入生)などですが
桜や花と合わせると作りやすいなと思いましたが季重なりで使えず。
春を思わせるというということでしょうね。
色々考えて4句できまして、そのうち2句がよかったようです。
なかでも褒めていただいた句がありまして・・。
「花いかだ 指一本で 崩れゆく」
いかがでしょう??
(花いかだとは水面に落ちた花びらがまとまって筏のように見える様子を言います。)
私としては意味がありますが、それを説明するのは俳句では野暮だそうです。
その句を聞いた人、見た人が自分の解釈で感じとるのが俳句の面白さだと教えていただきました。
そう考えるとデザイン書道と似ていますね。
どうぞ色々と解釈してください(笑)
時間が取れたら作品にするのもいいかなと思っています。