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初・俳句!

蕎麦 俳句 書道 大阪 






前回生徒さんの俳句のお話をしましたが、
私も書道のお仲間と初めて句会を開催しまして
「桜・花」という季語で俳句を作りました。
どちらかというと打ち立ての蕎麦につられての参加でしたが
難しいながらも案外楽しめました。

俳句は「5・7・5」の限られた字数で
情景や気持ちなど、すべてを表現しなければならないそうなので
状況がぼやけたり、季語が重なったりすることのないようにと
簡単な教えをいただいて作りました。

私の祖母は生前40年近く俳句をしていたため
季語の本は手元にあり調べると思いもしないものが季語としてあったりします。
例えば、ランドセルや入学に関する言葉(新入生)などですが
桜や花と合わせると作りやすいなと思いましたが季重なりで使えず。
春を思わせるというということでしょうね。

色々考えて4句できまして、そのうち2句がよかったようです。

なかでも褒めていただいた句がありまして・・。

「花いかだ 指一本で 崩れゆく」

いかがでしょう??
(花いかだとは水面に落ちた花びらがまとまって筏のように見える様子を言います。)
私としては意味がありますが、それを説明するのは俳句では野暮だそうです。
その句を聞いた人、見た人が自分の解釈で感じとるのが俳句の面白さだと教えていただきました。
そう考えるとデザイン書道と似ていますね。
どうぞ色々と解釈してください(笑)

時間が取れたら作品にするのもいいかなと思っています。


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春ですね~

ここ数日、春の陽気ですね。

4月から消費税も上がるということで
なんとなくまわりでも慌しさを感じます。

お稽古は作品制作が終わった方も少しずつでてきて
通常の課題も再開しています。

ちょうど今の時期に再開された生徒さんは
よくご依頼のある「桜」に色を添えて書いていただいています。
書というより絵に近い感覚の作品ですが
葉書やランチョンマットなどいろんなものにアレンジできるので
習いたいとおっしゃるかたも多いです。

書家 丸山茜葉 デザイン書道 筆文字 桜 商業書道

これは色の調整が難しいですが、このままの色調でなくとも
墨の濃淡を活かして書くとそれもまた綺麗です。

実際の桜にはかないませんが、春の訪れを感じる作品のひとつです。

今年の桜

あっという間に4月になりました。

今年第一号の桜です。
残念ながら写真の撮り方が悪く、色があせていますが
実際は全体的に淡いピンクの色調で、花びらの部分にも色を使っています。
お世話になった方にプレゼントとして作りました。

丸山茜葉 書作品 桜 デザイン書道

そしてこちらはご依頼の「桜」
色紙にということでしたので、あとは額装してからのお渡しです。

ご依頼作品 書作品「桜」 丸山茜葉 色紙サイズ

このほかにも数多く「桜」は書いていて、考えれば毎年作っています。
それでもひとつとして同じものはないので、そういう意味では自然の桜と一緒ですね。

春まであと少し・・・。
もうすぐ春のひと時を彩ってくれますね。